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人身事故と物損事故の違い

物的損害だけにおさまる事故が物損事故、人的損害があるものが人身事故です。ただし必ずしもそうではない場合もあります。 事故で怪我をした場合、病院に行って医師の診断を受けます。普通は診断書を警察に提出して人身事故として処理されるのですが、次のような場合は 怪我をしても物損事故として処理される場合もあります。

第一に、怪我がごく軽傷で(または怪我というほどでもなく、検査だけのために病院に行った場合など)治療が必要でないことが明らかである場合。

第二に、加害者側の事情で、人身事故届けをしないように頼まれた場合です。警察に届けなければ、人身事故という記録は残りません。

第一のケースは比較的よくあるといっていいでしょう。少しすりむいただけで、念のため病院には行ったが、3〜4日しても他には全く異常がない 等の場合は、簡単に物損事故で済ましてしまうというようなことです。加害者にも誠意があり、被害者がそれでいいと考える場合は、特に問題は起きないでしょう。しかし、 第二のケースでは注意が必要です。加害者の職業や免許の点数残などにより、行政処分や刑事処分を恐れ、人身事故として届けないで欲しいと頼まれる 場合があります。相手がよほど信用のおける人物であれば良いですが、人身事故で届けない場合は、原則として保険金が出ませんので、 後になって治療費の支払などが滞る可能性があるのです。このような対応はしないほうが無難です。

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